東京・六本木で計画されている再開発が、高さ327メートルの超高層ビルを核にしたものになることが分かった。実現すれば、六本木ヒルズ森タワー(高さ238メートル)を超え、六本木の新たなシンボルになりそうだ。六本木駅近くに森のような緑地もつくるという。
大手不動産関係者への取材や都の資料などから分かった。再開発されるのは、六本木駅にほど近い「六本木5丁目西地区」。住友不動産と森ビルがタッグを組んで開発を担う。住友不動産は「東京駅周辺『大丸有』(大手町・丸の内・有楽町)地区に比肩しうる都心中核エリアへの発展が期待できる」としている。
総事業費は8千億円程度と、開発事業としては国内最大規模になる見込みという。今年3月に都市計画が決定。2025年度に着工し、完成は30年ごろを見込んでいる。
地上66階、高さ327メー…